第3章 アリンガムの王女
アリンガム城
さて。例によって最初は何も持っていません。
まずは城内を回ってアイテムを探し、それから外に出ていきましょう。
まず最初に、王様の言いつけ通りに寺院へ行ってください。
これでいきなりバイタルを習得できるので、展開が楽になります。
最初にすることは、南の塔に住んでいる魔術師ガンダウルフに会うことです。
とりあえず道具屋で回復アイテムを買い、それから行ってみましょう。
ところで、バイタルを習ったあとに自分の部屋に戻ると、
ちょうど忍び込んでいた泥棒と会ってしまい、戦闘になります。
相手はロバー1体、バイタルが使えるので負けることはないと思いますが…
一応セーブしてから行く方が良いかもしれません。少し手こずるかもしれませんし。
戦闘が終わったら、彼を仲間にすることができます。
城を出て南下すると、すぐにその塔がありました。
「よくぞいらっしゃった。アリンガム王女ディアーネ殿ですな?
先程城から使いの方が見えられて、そなたのことを頼まれたところ…
ことの成り行きも聞かせていただいた。
わし自身が共に行くことはできぬが…
わしの弟子であるリンクという者を連れて行かれるがよい。
だが、あいにくリンクは、この先の塔に修行に出ておりましてな…。
すまぬが、塔まで行き、リンクを連れてきていただきたい。
塔の結界は解いておきますゆえ、行けばすぐに入れるはず…」
その問題の塔というのは、南西の森の奥にあります。とにかく行ってみましょう。
モンスーンの森
いきなり登場するエウレカが強敵です。
アタックでは攻撃が届かないので、エンドランで攻撃していきましょう。
受けたダメージはバイタルで回復するようにしてください。
まずは左へ行きます。それから上へ行き、さらに右→上→上と進んでいきます。
途中の宝箱にはサンダーパワーが入っています。一応もらっておきましょう。
途中にある泉は完全回復ですから、ここまでに思いっきり戦っていても大丈夫です。
泉の先にはエルフがいて、塔には悪霊が封印されている、と教えてくれます。
ここから右へ右へと進んでいけば、塔の入口に着きます。
妖魔の塔
1階
上に行って左下に行くと階段があります。
奥に宝箱がありますが、これは帰り道で取れば良いです。階段を上りましょう。
2階
左に通路が2本ありますが、どちらにも落とし穴が仕掛けてあります。
まず右にある階段を上ってください。
3階
左に行きます。行き止まりに落とし穴があるので、ここに落ちてください。
それからスイッチを解除してやれば、上にあるもう1つの階段を上れます。
階段を上ると人がいて、そして逃げていきました。彼がリンクなのでしょうか?
とにかく後を追ってみましょう。
4階
逃げる彼の後を追いかけてください。
いきなり右に行くと落とし穴があるので、上から回っていかないといけません。
5階
部屋があるだけの階です。部屋の中に逃げ込んだ彼、やはりリンクのようです。
「う…うわ…やめろ!
それ以上…私に近付くと…容赦せぬぞ!!」
「あなたはリンク殿では?」
「うぬぬ…この化け物め……… 私のこの魔法で倒してくれる!
光よ…風よ…大地の精霊よ…我にその力を与えたまえ!!
…たのむ…どうか成功してくれ!! デスフリーズ!!!」
…が、どうやら魔法は失敗してしまったようで…リンクは倒れてしまいました…。
「…大丈夫?」
「…あなたは…?」
「私の名はディアーネ。アリンガム王国の王女です。リンク殿ですね?」
「ああ…話は聞いております…。しかし、なぜわざわざ…
あっ!! あの化け物はどこに行きました!?」
「化け物などいません、あなたは私を見て、急に化け物だと騒いだのです」
「…そうか…私は奴の惑わしの術に…
そうとすれば、まだ奴は塔のどこかに潜んでいるはず…。早くここから逃げなければ…」
…しかし、そこへ何かが現れました!どうやらその化け物のようで………。
「忌まわしき封印を解き、我が魂を救っただけでなく、
美しい女を捧げてくれるとは…ありがたい…。礼のかわりに、おまえの命は救ってやろう。
本当ならば、ガンダウルフの弟子というだけで死に値するのだがな…」
「貴様が魔導書に封印されていたことなど知りもしなかった… 私は先生に頼まれて…」
「奴ももうろくしたものよ…わしを封印したことも忘れたか!
ククク…ふざけやがって………
わしは忘れはせんぞ!奴を呪い苦しみもがいたあの歳月を!!
くそ…ガンダウルフめ………許さぬ!!」
「…ディアーネ殿、今のうちに逃げてください!」
「…私は王女であり、そしてまた戦士でもあるのです!逃げ出すことなどできませぬ!!」
「…奴が…来ます…!」
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「な…ぜ…貴様ら…なぜ…そこまで…光の…!!」
そして化け物は消えていきました…。
「先生がご自分で封印した魔物をお忘れになるわけがない… きっと何かお考えが…」
ともかく、ガンダウルフのところへ戻りましょう。
そしてガンダウルフの塔へ戻ってきました。
「ほほう…二人とも思ったより早かったではないか…」
「どういうことなのですか!先生!!
取ってこいとおっしゃった魔導書は、悪しき魔物を封じた物…
触れれば封印が解けると知って、なぜわざわざあのような…
ましてや、ディアーネ殿まで危険な目に………」
「おまえを試したのだよ…そしてディアーネ殿もな…」
「…なぜ…試す必要が…?」
「魔物の凶暴化の裏に、はっきりと闇の気配がするのだ。
足を踏み入れるならば、それなりの力と知恵…光の加護が必要になる。
それが十分に備わっているか知りたかったのだよ…
封じられていた者は、その昔わしに敗れし、闇の魔導士のなれの果て…
試すには手頃だったのだ。
むろん、力が足りねば、そなたらを救い、旅に行かせぬようするつもりでいた…
しかし、その必要はないようだ…」
「そうだったのですか…
先生のお考え、やっとわかりました… お計らい、ありがたく存じます!
…ディアーネ殿、私はまだ未熟者ですが… お力になれるよう、必死に頑張ります!
…では先生、行ってまいります… ディアーネ殿、まいりましょう!!」
…ということで、ちゃんとした形でリンクが仲間となりました。
塔を出たら東へ行ってみましょう。マルシアという村があります。
マルシアの村
この村は数日前に魔物に襲われたらしく、壊された家まであります。
そして、その前の晩、気味の悪い男三人組が村に来たということです。
何か関係があるのでしょうか?
村を出たら、海岸沿いに東へ行ってみましょう。ハリエッタという港町があります。
ハリエッタの港町
ここから船に乗って他の大陸へ…と思ったのですが、
ただでさえ凶暴だった海の魔物がさらに凶悪になっているらしく、船に乗ることが出来ません。
仕方なく町の人から話を聞いていると、ルイスさんという彫刻家が
女神像の洞窟という場所に行ったきり帰ってこない、という話が。
とりあえず、その洞窟に行ってみましょう。
この町では、ディアーネ用の防具としてリングメイルを買っておきましょう。
町を出たら、川沿いに北へ行きます。ハンスブルグという町がありました。
ハンスブルグの町
町の西にある家。ここの女性に話を聞こうとしたら…
「東へ行くには、川を渡らなくてはならないわよ。
川を渡るにはボートがなくちゃね…。
うちにもボートがあるけど、あれがないとうちも困るし…
母さんにもしかられるから、やっぱり貸してあげられないわ」
「そこを何とか…向こう側へ渡るだけですから…」
「もう…しつこいわね… あら?よく見たら素敵な魔術師様………
…いいですわ…向こう側に渡るだけでしたら、ボートを貸してさしあげます…
どうぞお使いください…魔術師様…」
…何だかよくわかりませんが、とにかくボートを貸してもらえました。
川を渡って北東へ行くと、エンフィスという町があります。
エンフィスの町
ルイスさんが来ているという女神像の洞窟、この町の北東にあるそうです。
しかしその入口は海の中。歩いて入ることができません。
何らかの仕掛けがあって、それを何とかすれば入れるらしいのですが…。
町から東に行くと、海の中に洞窟、そしてもう1つ洞窟がありました。
とりあえずこちらに入ってみましょう。中には女神像が4つ。
調べると目が光るので、左から2番目を除く3つの目を光らせてみましょう。
すると地震が起き、外に出てみると…浅瀬が干上がって、道ができているではありませんか。
これで洞窟内に入ることができますね。
女神像の洞窟
まず最初の部屋ですが、ここにも女神像がありました。
これを動かすことで、外への道を開閉できるようになっています。
特に意味はないですから、とりあえず奥の部屋へ行きましょう。
まずは右上へ行きます。階段と細い道がありますから、細い道の方を進みます。
突き当たりの階段を上ったら右下へ行き、そして分岐を右へ行きます。
上の壁にレーザー砲台があるので、正面を歩かないようにしてください。
少し進むと正面に顔があって、爆弾を出してきます。
ロバーを仲間にしているならスイッチを解除してもらえますが、
いない場合は回避手段がありません。先に体力を回復させ、我慢してダメージをくらいましょう。
右には宝箱が3つありますが、左下のはミミックです。開けないようにしてください。
宝箱を開けたら上へ進んでください。下り階段がありますが、無視して進みます。
突き当たりの部屋に入りましょう。
部屋の中にはルイスさんが、そして黄金の女神像がありました。
「あなた方は…?」
「アリンガム王国の王女ディアーネです。あなたこそどうしてこのような場所に?」
「…私は彫刻家なのです。魔物が船を襲わぬようにするため、
船に女神の像を付け、魔物共から守っていただこうと思いつき…
女神像を彫っていたのですが、うまく彫れず、悩んでいたのです。…ところが…
ある日から毎晩、女神が出てくる不思議な夢を見るようになりました。
夢の中の女神は、自分を見つけてくれ、思い出してくれ、そう訴えてくるのです…」
「人々から忘れ去られ、女神様も悲しかったのね…
だから、女神像を彫っているあなたに、自分を見つけてほしかったのよ」
「ええ…。私も、このような場所に女神が祭られているなど、知りもしませんでした。
こうして眺めていると………
自分が作っていた女神像がなんてくだらない物だったのかと思い知りますよ…」
…とその時、突然女神像が輝きだしました。
「ルイスよ…私のこの瞳を持って行きなさい…そして…それをあなたの像にかざすのです…
そうすれば…石像に私の魂が宿り…船を魔物から守ることができます…
さあ…遠慮せずに…私の瞳を持っていくのです…」
そういうわけで、これでようやく船に乗って他の大陸へ向かえそうです。
ルイスさんと一緒にハリエッタへ戻りましょう。
入口まで戻ると、そこには怪しい男三人組が…。マルシアの村で聞いた男達でしょうか?
「勇者気取りも結構だ…だが…我々は迷惑なのだよ。わかるかね?
貴様達には気の毒だが…ここで聖なる女神と共に朽ち果ててもらおう。悪く思うなよ………」
そして女神像を壊され…洞窟から出られなくなってしまいました。
そこで、手紙をビンに入れて外に流し、外からの助けを待つことにしました。
…そしてしばらくして、誰かの声が聞こえたかと思うと、海水が引いていき…
現れたのは…アルシャルクとエルサイスでした!
「ディアーネ姫ですね!!」
「そうですが…あなた方は?」
「キャメロット王国の騎士、アルシャルクともうします!」
「エルフの国エルシータの国王、エルサイスともうします。
私どもは、魔物の凶暴化の原因を探るために旅をしております。
アリンガムで貴方のことを知り、ぜひ共に旅をしたく思い、
貴方の後を追っていたのです。その途中で…
「あのビンを我々が見つけ、駆けつけた次第です。ご無事で何よりでした!!」
「私と同じことを思う方が他にもいたとは…嬉しいことです…
ためらう理由などありません、ぜひとも共に旅をいたしましょう!!」
ということで、二人が仲間になり、そしてルイスさんは先にハリエッタへ帰ることに。
ハリエッタの造船所。ルイスさんが女神像を作っていました。
あの瞳のおかげで、女神像を付けた船には魔物が寄って来れなくなったそうです。
これで船に乗って次の大陸へ行くことができますね。…と、その前に
全員の装備品は大丈夫でしょうか?できるだけ強い物を揃えておきたいところです。
準備ができたら、町の南にある乗り場から船に乗りましょう。料金は120ダルトです。
…というところで、遠くからアリンガムの大臣の声が聞こえてきました。
「見つかったら連れ戻されてしまう…どこかに隠れないと!」
「その必要はありませんよ。先生に頂いた身代わりの薬で何とかいたしましょう!
これを飲んでください!」
リンクとディアーネが同時に薬を飲むと…お互いの見た目が入れ替わってしまいました。
そしてリンクは大臣に連れていかれてしまいました。ここでリンクとお別れです。
一行は船に乗ってティターニア大陸へ向かうこととなりました。
「いよいよ新たな大陸へ向かうのですね…ディアーネ殿… ディアーネ殿?」
「そっとしておくんだ…。いくら気が強くても普通の女の子さ、離れるのが悲しいんだ…」
ディアーネの心の中には、多くの思いが渦巻いていた…。
国の民…魔物…先行きへの不安… そして何よりもヘリオスのことを…
その思いを載せた船は、一路ティターニア大陸へと進んでいった…